日本には、まだまだ広く知られていない地域に根付く優れた食材が多くあります。
桜波は、地域の食宝である「地域産品」をひとつひとつ大事にし、世界へ広める架け橋になることを目指します。
その地域にこだわり、原材料にこだわり、生産方法にこだわり、さまざまなこだわりを持つ産品を、生産者の方々と何度も話し合いをし、これだったらと納得できる形でご紹介いたします。
生産者やメーカーの方々が苦労して生み出したこだわりの逸品を、そのこだわりごと広めるお手伝いをしております。
桜波の地元東北にも、宝物がたくさんあります。ほんの少しですがご紹介いたします。
三陸は、その独特の地形(リアス)と親潮・黒潮の交差点であることから、日本でトップクラスの良質な海産物がとれます。特に桜波が国内はもとより海外にも販売している海の幸は、どれもこだわり抜いて選んだ目利きの賜物です。
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宮城県のカキは、「世界の牡蠣王」と言われた「宮城 新昌」氏にそのルーツを持ちます。
宮城新昌氏が考案したカキの「垂下式養殖(すいかしきようしょく)」、日本中を探し、カキ養殖と種カキの養殖の最適地として研究・開発に取り組んだ地が宮城県石巻市(万石浦、荻浜地域)です。
この地で行った養殖研究の結果、今や世界の食用牡蠣の80%が石巻にルーツを持つと言われます。
その成果が世界で評価され、日本では全国各地に、海外ではフランスを代表としてさまざまな国に「種カキ」を出荷しています。これは、宮城種と呼ばれる種カキが、「成長が早い」「病気に強い」「おいしい」という特徴を兼ね備えていることも理由です。これだけの歴史に裏打ちされた「おいしいカキ」ならではの食べ方で、宮城県では調理せず生食でいただきます。これはやはり甘みがしっかりとして濃厚、またきれいな海域で育っている安心・安全なカキだからこそです。
お好みで生、焼き、蒸しなどと、その時々でさまざまな料理で楽しめるのも人気の秘密です。
特に冬場は、全国で生食用カキとして、宮城県産カキが販売されております。牡蠣は1日に200リットル以上もの水を取り込んで栄養分を吸収しています。だからこそ、海のきれいさは牡蠣の味に大きく影響します。牡蠣の養殖場は川が海に流れ込むエリアにつくられます。
森からの栄養分が川を通じて海に流れ込み、牡蠣を育てるのです。三陸は、森に降る雨が生活排水などの影響を受けずにきれいなまま海に流れ込むので、美味しく安全に牡蠣を育てるには最適な環境といえます。
また、三陸沖は世界三大漁場としても知られています。親潮・黒潮の境目にあたるため、豊富な栄養源があることも三陸牡蠣がおいしい理由のひとつです。
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おいしいだけでなくヘルシーで、血圧上昇を下げるなどさまざまな効能があるワカメ。
中でも三陸のワカメは、全国生産量1位。
肉厚でシャキシャキと食感が良く、濃厚な旨みがあり、磯の香り高いのが特徴です。
三陸沿岸は親潮と黒潮がぶつかり合う「潮目」で波が荒いため、荒波にもまれ強くしっかりとした良質なワカメが育ちます。
しゃぶしゃぶで、おさしみで、煮つけでと、どんな食べ方でも歯ざわりが良く、おいしさを味わえます。一般的に知られているワカメと言えば「葉ワカメ」のことですが、三陸では「茎ワカメ」も人気です。
茎ワカメは言葉通り、ワカメの茎(芯)の部分です。麺つゆに付けて梅肉、鰹節と合えて食べると、コリコリとした食感で葉ワカメとはまた違う旨みを味わうことができます。
またその下部の、「めかぶ」と呼ばれている部分も並んで人気です。
粘りが強く、刻んでご飯にかけると絶品です。
三陸の豊な海だからこそ育つ「うまみバツグンの三陸ワカメ」は、上から下まで余すことなくおいしく味わえます。
牡蠣は生食を基本とする宮城ならではの、鮮度抜群の生牡蠣を使った加工食品です。
宮城の老舗水産加工業者さんとコラボレーションし、牡蠣だけで6種類の味が楽しめるギフトセットをプロデュースしました。
化学調味料・保存料・着色料等は不使用で納得できる原材料だけを使っています。
大手鉄道会社様や百貨店 髙島屋様などでお取扱いいただいております。
上記生鮮品や加工食品について、お取扱いご希望やご興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。
他にも海産物を取り揃えておりますので、上記以外でもお気軽にご相談ください。